全国の水族館を回っていると、形や大きさに関係なく、タイプの似通った水槽と何度も出会う。同じ日本の水域や、地球の普遍的なテーマで展示するのだから、しょうがないところではあるが、さすがに食傷気味にもなる。
その一方で、一目で心に残る逸品とでも言うべき展示も存在する。今までの常識を一変させるような展示であるとともに、時間を忘れてしまうほどに、美しく好奇心が持ち上がる水槽。
ここでは、その水槽を見ることだけでも遠出する価値のある展示を、大小関係なく紹介したい。あくまでも筆者視点ではあるが、どの水槽も訪れて損はないはずだ。
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