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アクアマリンふくしま(ふくしま海洋科学館)
潮目の海を水族館に再現
※7月15日より、営業再開されます。
三角トンネルで仕切られた潮目の水槽。左が親潮(寒流)、右が黒潮(暖流)だ。三角形のトンネルからも左右を見ることができる
アクアマリンふくしまのテーマは「潮目の海」。水族館の多くは、暖流の黒潮と寒流の親潮による日本の豊かな海を紹介しているが、その二つの海がぶつかる潮目が、福島県の沖あたりというわけだ。
潮目の展示のハイライトは、潮目の海の水槽。三角形のアクリルトンネルを挟んで、左が親潮水槽、右が黒潮水槽となっていて、それぞれの象徴的な海が再現されている。
しかしこの凝った合わせ水槽よりも、もっと象徴的に潮目を表しているのがサンマの水槽だ。サンマは、飼育がとても難しく今まで飼育に成功した水族館はなかったが、アクアマリンふくしまでは成功させたうえ、繁殖にまで成功してしまった。
この水族館は、屋根をすべて透明なトップライトとし、それぞれの水槽にもいい影響を与えている。川のゾーンは自然な感じ。潮目の水槽、サンゴ礁の水槽など深い水槽では、太陽の光が水槽の中に満たされ、透明な海を躍動的に見せている。明るい水族館は、最近の水族館では、主流となっている。
潮目の黒潮水槽の主役は、マイワシとカツオの豪快な群れ。
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メヒカリ(マルアオメエソ)
潮目の親潮水槽に吊されたマボヤの養殖。
陽の光に照らされ、リアル感漂う水面下のヤマメ
TEL
0246-73-2525
住所
福島県いわき市小名浜字辰巳町50
URL
http://www.marine.fks.ed.jp/
開館時間
9時~17時30分(12月~3月は~17時。入館は閉館1時間前まで)
休館日
火曜(祝日の場合は翌日。春・夏・冬休み期間は無休)
入館料
一般1600円、小・中・高校生800円
交通
電車:
JR泉駅からシャトルバスで約15分(日祝のみ)、いわき駅からは約50分、湯本駅からは約45分(日祝のみ)
車:
常磐道いわき湯本ICから約20分、いわき勿来ICから約30分
駐車場
あり(589台)
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魚の目情報
水族館のある小名浜港は、日本第2のサンマ水揚げ量なのだとか。
そんなわけでとにかく、世界で唯一の展示サンマはありがたく観察したい。水槽周辺はサンマを驚かせないために特別暗くなっているので、見落とさないように。
※禁転載。ここに記載されている全ての写真、文章などは中村元の著作に帰属します。