■ 名古屋港水族館 [北館]
名古屋港水族館は「北館」ができて、日本最大の水族館となった。もちろん水塊度も飛び抜けて高く、とりわけ新しくできた「北館」は、巨大水塊に囲まれた超非日常的空間だ。
その北館の中でもピカイチの水塊を楽しむことができるのが、パフォーマンスプールを下から覗く水中観察窓のあるホールだ。
パフォーマンスプールの大きさは、60m×30mに最大水深12mの世界最大級プール。これ1個だけで、前出の美ら海水族館の全ての水槽の水量が軽く入る超巨大ぶり。
水中観察窓から望むその巨大プールは、ただただ青くどこまでも広がり、海を切り取ってきたというよりも海そのものを再現したという表現が正しいほどだ。
プールにはイルカが数頭いるだけだが、このイルカたちの泳ぎ方がすごい。広く深いプールを縦横無尽に猛スピードで駆けめぐるのだ。
向かい側の青い壁に同化した小さな丸が、まっすぐこちらに向かってくると、見る見る大きくなって目の前を下から上へと通り過ぎる。超巨大な水塊の中ならではの、イルカたちの本当の泳ぎの実力だ。
水中窓のあるホールは座り心地のいいカーペットで覆われ、プールからもれる光で、美しいブルーの空気に包まれている。館内がかなり混雑している時にも、このホールは比較的空いていて、何時間もイルカと水塊に癒されながら座っていられるのもおすすめだ。
●車でのアクセス
名古屋港ガーデン埠頭に位置するが、名古屋周辺の市街地は混むので、極力市街地の一般道を避けるルートがいい。
・東京・静岡方面からは、東名高速→[豊田JCT]→伊勢湾岸自動車道で[名港中央IC]を出て一般道へ。
・関西方面からは、新名神高速道→[四日市JCT]→伊勢湾岸自動車道で[名港中央IC]を出て一般道へ。
が、最も近くて混雑も避けられる。
★水族館の専用駐車場はなく、ガーデン埠頭の駐車場を利用することになる。広くて混雑時には臨時駐車場もあるが、埠頭に帆船が着いたりイベントがあるととんでも混むので、埠頭のイベントをチェックしてから出かけること。
名古屋港水族館の詳しい情報 ⇒ Web水族館:名古屋港水族館
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