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イロワケイルカ(パンダイルカ)と会える水族館
イロワケイルカ
鯨目・歯鯨亜科・マイルカ科・セッパリイルカ属/体長150cm/体重50kg前後
(写真:マリンピア松島水族館のイロワケイルカ)
イロワケイルカは、南米マゼラン海峡に生息する、白と黒のコントラストが美しいイルカだ。シャチと同じ配色だがとても小さくて、世界最小クラスの約150センチ。
1987年に、マリンピア松島水族館、サンシャイン国際水族館、鳥羽水族館の3館が、日本での公開を始めたのが最初で、現在もそのときのイロワケイルカとその子孫だけが飼育されている。
別名パンダイルカとされるが、そのような別名が元々あったわけではなくて、サンシャイン国際水族館が日本での公開時に、パンダ人気にあやかってパンダイルカと命名したのが発端だ。おかげで関東地方ではパンダイルカの方が通りがよくなっている。そして、現在、パンダイルカは関東にはいなくなった。
イロワケイルカと会える水族館
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マリンピア松島水族館
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鳥羽水族館
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アドベンチャーワールド
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遊び好きなイロワケイルカ
イロワケイルカのほとんどが水中でしか見ることができないプールで飼育されているため、あまり知られてないのだが、イロワケイルカはジャンプをよくするイルカだ。故郷のマゼラン海峡では、船でイロワケイルカの群に遭遇すると、舳先の波に集まり、競ってジャンプをするのが見られた。
実は…、彼らが船の波で併走しながらジャンプするこの性質を利用して、イロワケイルカの捕獲が行われた。ジャンプした瞬間を狙ってタモ網を出してすくうのである。体重50kg未満の小さなイルカだからこそできる捕獲方法だといえる。
イロワケイルカと遊ぶ
イロワケイルカは元々遊び好きらしく、特に水族館生まれのイロワケイルカたちは、観覧者の前にやってきて愛想をふりまいてくれる。
イルカに好かれる方法は、できるだけ顔を窓に近づけるのが一番。
マリンピア松島水族館のイロワケイルカたちが、最もフレンドリー。
マリンピア松島。
のとじま水族館。
白黒の模様
イロワケイルカは、鯨類には珍しく、白と黒とのくっきりとした模様がある。シャチの子どもに擬態している?なんていうようなことではなく、水中では、太陽の斑紋によってこれが迷彩色になるのではないかと思われている。
多くの動物のように、急所の目の位置を分からなくしたり、異性に対して体の完璧さを見せることにも使っているのかもしれない。
お腹の模様がオスとメスとでは違い、楕円形のふっくらとした模様がメス。細いハート形なのがオス。
これは♀。
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