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クラカケアザラシと会える水族館

クラカケアザラシ
アシカ亜目(鰭脚目)・アザラシ科・ゴマフアザラシ属/体長160cm前後 体重90kg前後
クラカケアザラシの写真/おたる水族館
(写真:おたる水族館のクラカケアザラシ)
クラカケアザラシは、背中に太くて白い帯の模様があるアザラシ。その模様が鞍のように見えるので、鞍掛アザラシの名前がついた。
クラカケアザラシは、オホーツク海からベーリング海のあたりに生息し、流氷に乗って北海道近海にまで回遊してくることがあるが、比較的氷の厚いところで暮らしているために、北海道にまで南下してくるのはかなり珍しい種類だ。

クラカケアザラシも、日本にやってくる他のアザラシたちと同様に海氷上で出産するため、赤ちゃんは真っ白な新生児毛に覆われている。若いうちは、銀灰色の毛だが、成長するにつれ黒い部分がはっきりとし、特にオスの方がクラカケ模様が明瞭。
クラカケアザラシに会える水族館
おたる水族館(北海道)
クラカケアザラシと会えるのは、おたる水族館だけ。北海道の水族館ではあるが、北氷洋で暮らすクラカケアザラシに限っては、空調のできるプールで飼育されている。