タテゴトアザラシ
アシカ亜目(鰭脚目)・アザラシ科・ゴマフアザラシ属/体長170cm前後 体重120kg前後
(写真:鴨川シーワールドのタテゴトアザラシ)
タテゴトアザラシは北大西洋から北極海にかけて、カナダやグリーンランド、北ヨーロッパからロシアの沿岸に生息するアザラシ。英名ではハープシール。成獣の背中には、灰色の体に黒い竪琴(タテゴト)の模様があることが多い。
タテゴトアザラシの赤ちゃんは、真っ白で丸々太った姿で、テレビや書籍に登場することが多い真っ白な赤ちゃんは、タテゴトアザラシの赤ちゃんであることが多い。2月から3月にかけて、カナダのセントローレンス湾に流れ着いた流氷上でタテゴトアザラシが繁殖をしていて、赤ちゃんに会いに行くためのツアーが行われているせいだ。
イヌイットは今も、タテゴトアザラシを食料や毛皮として捕獲をしているが、動物愛護団体が猟の禁止を主張している。
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