ネズミイルカ
クジラ目・歯クジラ亜目・ネズミイルカ科/体長:160cm前後/体重:60kg前後
(写真:おたる水族館のネズミイルカ)
ネズミイルカは、北海道のおたる水族館と、千葉県の鴨川シーワールドの2館だけで飼育されている貴重な鯨類。とりわけ、小樽水族館には複数のネズミイルカが展示されている。
ネズミイルカの仲間はいずれも小型で、口が一般的なイルカのイメージのようにクチバシ状に突き出ていないのが特徴。その中でもネズミイルカはとりわけ小さい種類で、ネズミの名前は鼠色という意味よりも、小さいという意味によるものと思われる。
ネズミイルカは鯨類の中では、かなり古いタイプのイルカなのだそうで、バンドウイルカなどに比べると頭の回転も少々劣るとのこと。しかしながら、プールの中でグルグル回る速度は速い。仲間たちとふざけあいながら、時折猛スピードでダッシュする姿は見ていて飽きない。
ところで、ネズミイルカの顔には、デビルマンのような模様がついていて格好いい。はなから鼠色だと思わずに、よく観察して欲しい。
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