サメとエイの姿はまるで違うように見えるが、共に同じ一族で、身体のつくりそのものが、他の多くの魚類とは違う「軟骨魚類」「板鰓類」と分類される魚類だ。
「軟骨魚類」とは、文字通り骨が軟骨でできている魚という意味で、他の魚類は「硬骨魚類」。サメの化石には歯しかなく骨がないのは骨が柔らかくて化石化しなかったせいだ。それだけでも常識離れした生き物であることが分かるが、実は、私たちは、エイヒレやフカヒレをいただくたびに、彼らが軟骨魚類であることを実感している。あのコリコリとした筋のようなのが彼らの軟骨なのである。
「板鰓類」とは、エラ(鰓)が他の魚類とは違うことを指している。サメやエイの首のあたりには、いくつものスリットが開いているが、それが彼らのエラだ。多くの魚類のように円形のエラを硬いエラブタで覆っているのとは違って、板状のエラが並んでいるため板鰓類と呼ばれる。(ギンザメなど一部のサメは板鰓類ではない)
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ここでは分かりやすいように、大きく、「サメの仲間」「エイの仲間」として分けたが、分類学的には、エイはサメの仲間の一族であるとされている。
尚、サメとエイはエラの場所によって分けられている。スリット状のエラが、身体の側面より上に付いているのがサメ、お腹側に付いているのがエイ。
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